三脚の選び方


[2008.8.3]

revised [2020.7.25]



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Prologue
メイン三脚というものは決まっていません。
旅行は機材に合わせ小型かカーボン製の三脚、
普段使いには中型で持ち運びやすい三脚、
望遠レンズには大型でしっかりした三脚、
マクロ撮影には卓上かフリーアームの三脚、
いつも状況や気分に合わせて選んでいるからです。
そんな三脚達の特長を紹介しています。

XILETU C-1 Cima pro

Specification
Maximum Load:  **kg
Maximum Height: 25mm
Folded Length:  85mm w/ Ball Head
Weight:  40g (w/ Ball H.ead)

スマホ用の三脚です。
XILETUブランドはいくつか購入していますが、
どれも高品質で安心して使えます。


C-1三脚はプラスチック製ですが、
開脚角度が広いため安定性は良好です。
高さは25mmしかないのでかなりのローアングルが可能です。
開脚角度は調整はできないため途中での固定不可です。



秀逸なのはB-23 Ball Headです。
このサイズながら固定力とボールのスムーズな動きは、
XILETUのブランドに見合ったものです。


DSCを載せても安定しています。
$10程度なのでCPは抜群です。

Leofoto MT-01

Specification
Maximum Load:  50kg
Maximum Height: 150mm
Minimum Height:  45mm Folded Length:  150mm Leg Sections: 1
Weight:  176.7g (w/o head)

耐荷重50kgなのでフルサイズDSLRが余裕で使える卓上三脚です。
ChinaブランドのLeofotoです。



本当に耐荷重50kgなのか・・・と思いますが、
脚は無垢のアルミで開脚調整なし、
ベースに当たった状態で固定すると驚くほど強固です。


ローポジションでの安定感は抜群です。
LH-25ボールヘッドとの組み合わせは相性が良く、
固定力はまるで中型雲台のような感じです。


開脚を途中で止めても、思ったより安定感があり、
DSLR用の卓上三脚として不満がありません。

Manfrotto PIXI EVO

Specification
Maximum Load:  2.5kg
Maximum Height: 195mm
Minimum Height:  105mm
Folded Length:  230mm
Leg Sections: 2
Weight:  270g

フルサイズDSLRでも使える卓上三脚です。
Made in chinaですが、DESIGNED in ITALYとなっています。

ベースとなったManfrotto PIXI は、耐荷重1.0kgのためDSCやミラーレス向きでした。


PIXI EVO はその名の通り進化して、フルサイズDSLRに対応する耐荷重2.5kgとなり、
重さは実測270g(公称250g)と軽量のままです。


PIXI EVOは、開脚も2段階の調整式に進化しています。


開脚すると高さ105mmのローアングルが可能です。


さらに脚も5段階の調整式に進化しています。
調整は脚のボタンを押して行います。

 
Nikon D800 + 24-85 VR (1525g)この組合せで、スペック上では余裕がありますが、
実用上ぼぼギリギリという感じで、外力を加えるとグラグラしますが、
フルサイズ対応の卓上三脚としては合格レベルです。


三脚を使った縦位置撮影にはL型クイックプレートを使いますが、
緊急避難的な用途としては良いかもしれません。
ただし、見ての通りバランスが悪く、DSLRにはお薦めはできません。


性能はSLIK PRO MINIと同じレベルだと思いましたが、
秀逸なデザインはITALYならではですね。

ARON

Specification
Maximum Load:  _kg
Maximum Height: 1075mm
Minimum Height:  400mm
Folded Length:  425mm
Leg Sections: 3
Weight:  780g

最初に手にした三脚は小学生の時の買ってもらったARON製です。
ネジノブ以外はアルミ製、雲台の縮緬塗装は当時光学機器の定石です。
この三脚は今も問題なく使用する事が出来ます。

当時のカメラは大流行したKodak110カートリッジフィルムポケットカメラで、
私のカメラにはセルフタイマーすら無かった気がしますので、
三脚はブレ防止の為に使ったのだと思います。

Etsumi 8 Steps Tirpod
 
Specification
Maximum Load:  _kg
Maximum Height: 1015mm
Minimum Height: 255mm
Folded Length:  265mm
Leg Sections: 8
Weight:  410g


次に三脚を買ったのは大学時代です。
手持ち撮影ばかりだったので、三脚は必要ありませんでした。

セルフタイマー用に買ったのは小型八段のロッド式三脚です。
ロッド式三脚は脚が折れてやすくて、これは二代目になります。

大学時代はバイクで日本中を旅しており、タンクパックにカメラと一緒に
入れられるサイズを探して購入したものです。

その時に一緒に持ち歩いていたのは、ニコン初のコンパクトカメラである
ピカイチだったので、バランスはそんなに悪くありませんでした。

このロッド式三脚は初めての海外旅行で、無理矢理Nikon F2Aを載せ
セルフタイマーで撮ったりもしました。


バランスは最悪ですが、誰にもカメラを頼めない時に使いました。
細く薄いロッド脚はカメラに負けてしなっています。、
それでも各国を廻るバックパッカーにはありがたいサイズでした。

ロッド式三脚は、SLRには役不足ですが、コンパクトカメラには便利な三脚です。

GITZO G312 [407L]
 
G312 Specification
Maximum Load:  10kg
Maximum Height w/o Center Pole: 1775mm
Minimum Height:  435mm
Folded Length:  718mm
Leg Sections: 3
Weight:  3290g
Price:54,000yen

本格的に三脚が必要になったのは、運動会用に長玉を購入してからです。
その長玉とはTokina AT-X 150-500mm/5.6 (MF)で手持ちで使える訳もなく、
Nikon F3HP+MD-4+150-500mmに耐えられる三脚が必要になったのです。


Nikon F2Aを現行品で購入したような私達の世代では、
三脚といえばアメリカのQUICK-SET社のHUSKYやフランスのGITZOが有名で、
私は特に銃座メーカーで堅牢無比との評判であったGITZOに憧れていました。

憧れのGITZO G312を使ってみると太い脚はGITZO特有のガンメタリックの
厚い塗装が施され、黒いインナーパイプの仕上げ精度も完璧です。

脚を伸び縮みさせる度に、注射器のピストンを動かした時のような空気の反発と
音を感じる事が出来ます。
パイプやロックナットの精度の良さを感じさてくれ、「おー凄い」と驚きました。

今ではイタリア製(2005年フランスからイタリアへの移管完了)になりましたが、
往年のフランス製は今もかなり良い状態で、心地よい感触を維持しています。

GITZOは憧れの三脚ではありますが、後に少しずつ他の三脚が増えていきます。
その理由は堅牢なGITZO G312 + G1270ですが、合わせて4kgの重さと
長さが80cmもありますので、気軽に持ち歩く事が出来なかったのです。

大は小を兼ねるとは言いますが、小には大を兼ねない代わりに、
気軽さという大きな利点があるのです。

しかし、300mm以上の望遠レンズを使う時には一番信頼出来る三脚です。

中古カメラ屋さんで、プロに酷使されたGITZOのアルミ三脚を見かけますが、
どんなに傷だらけでも三脚として値付けされているものを触ってみると、
外観はボロボロですがまだまだ使えるところに信頼性を感じます。

現行品はカーボン製になっています。

GITZO G507 [G1505 / G528]

G1505 Specification
Maximum Load:  15kg
Maximum Height w/o Center Pole: 1449mm
Minimum Height:  440mm
Folded Length:  610mm
Leg Sections: 4
Weight:  4080g

G528 Geared column Specification
Column travel: 275mm
Closed length: 450mm
Weight: 1600g
Aluminum Alloy Construction


「三脚は重い方が良い」それはGITZOの基本理念でした。
そのGITZOは世界初のカーボン三脚を誕生させ、
欧州で高齢化していたGITZOユーザーに受け入れられ、
今ではカーボンのみのラインナップとなりました。

最高の安定性を求めると5型となります。
エレベータ付き重量級で5.6kg、5型雲台を組合せると7.3kgになります。

しかし、その重さはプロにとっては関係ありませんでした。
理由は簡単でアシスタントが運んでいたからです。


5型テレスタデックスは、極めて堅牢な高精度三脚です。


5型の極太な脚は41mmもあります。
さすがです。


エレベーターを伸ばすと異次元の高さになります。

持ち運びのために脚を掴んで運びます。
4段なので縮長は短く、取り回しは楽な方なのですが、
10分以上は辛い重さです。


組合わせる500mmレンズとカメラの組合せは3.5kgあり、
それら重さを持つと不思議と修行のような気分になってきます。

5型の別格な安定性は、それを持つ者にか味わえないので、
頑張って登山した頂上の景色に似ている気がします。

SLIK THE PROFESSIONAL SP (Short portable model)
 
THE PROFESSIONAL SP Specification
Maximum Load:  10kg
Maximum Height w/ Center Pole w/o Head :  1510mm
Max Height w/o Center Pole w/o Head : 1235mm
Diameter Pipe: 36mm
Minimum Height w/o Head :  450mm
Folded Length w/o Head :  630mm
Leg Sections: 3
Weight w/o Head: 3700g 


フルサイズDSLRで求められる三脚の能力は高い剛性です。
理由はわずかなブレを排除するための必要条件だからです。

THE PROFESSIONALシリーズはスリックの技術が実現した、
国産最大サイズの36mm・溝入パイプを採用した
「最高の三脚」
SLIKは説明しています。

THE PROFESSIONALの中でもSPは、
超望遠レンズや大中判カメラにも対応する超大型ながら、
縮長は75cmとショート・ポータブルなモデルです。


センターポールはギヤ付きで、
重量級の機材でもスムーズに動きます。
大きな開脚ストッパーは3段階調整式です。


センターポールの固定ネジは大きく操作性は良好です。


2段目のパイプには目盛りが10cm間隔で入っていますので、
センターポールを使わずに、高さ調整するのに便利です。

プロ用三脚としての剛性を持ちながら、軽く仕上がっていますので、
組み合わせる雲台は、3ウェイより軽くて小さくボールヘッドを付けて
フルサイズDSLRと一緒でも楽に持ちべる仕様にしています。

 

SLIK CARBON 814EX

CARBON 814EX Specification
Maximum Load:  5kg
Maximum Height w/ Center Pole:  1685mm
Max Height w/o Center Pole: 1380mm
Diameter Pipe: 27mm
Minimum Height:  330mm
Folded Length:  560mm
Leg Sections: 4
Weight :  2130g
Weight w/o Head: 1500g 


センターポールを上げない状態で140cm、私が求める三脚の条件の一つです。
これはカメラセットした状態でちょうど目の高さに合うからです。

エレベータを上げないで140cmとなると、AMTで軽量化した250DXIIが1470gなので
一回り大きなサイズのAMT三脚では2.5〜3kg程度にはなってしまいます。

私が求める三脚の条件の二つ目に、雲台込みで2kgという重量があります。
これは三脚を持ち運ぶのが面倒にならないギリギリのラインです。

カメラ+レンズは軽い組合せでも2kg程度にはなりますので、
持ち歩く三脚と合わせても4kgに抑えたいたいからです。

AMTパイプより軽量となるとカーボンパイプという選択肢しかありません。
カーボン三脚も登場してから年月を経て、814EXも8層カーボンパイプになっており、
パイプの剛性感も期待出来そうです。

ヨドバシの三脚売場でカーボン三脚をいろいろ比べてみました。
荷重を加えた際の脚のタワミは3段式の方が少ないのは当然ですが、
4段式も許容範囲内のタワミに収まったので4段式にターゲットを絞りました。

SLIKと他社の同径の4段のカーボン三脚と比べてみましたが、
814EXのコストパフォーマンスは群を抜いており、重量も2140gと合格ラインです。



3ウェイ雲台は250DXIIのSH-705(右: 500g)より一回り大きいSH-706(左: 640g)になり、
安心感も増しますが重さも3割増しです。

SLIKのカタログはハンドルグリップは樹脂製の60g仕様で記載されていますが、
所有している雲台はゴム製なので80gと重くなっています。

伸長が高くても脚のパイプ径が27mmと250DXIIより一回り太くなっていますので、
センターポールを上げないで140cmという高さでも充分な剛性をもっています。


高さもあるのですがローアングルにも対応出来るようになっており、
センターポールを分割すれば330mmまで下げられます。

カーボン三脚は脚を伸長するとトップヘビーでバランスが悪くなりますので、
センターポールのフックを利用し地面に置いたバックを引っかけています。
ストーンバックは使いません。

縮長が60cm以下になりますので航空機の機内持込サイズという事も長所で、
撮影を楽しむような機会がある旅行には最適です。

SLIK 250DXII以上GITZO G312未満の撮影機材条件の時に活躍しています。

CARBON 814は、空転防止のカーボンパイプになり、CARBON 824になっています。

Velbon Carmagne 630

Velbon Carmagne 630 Specification

Maximum Load:  4kg
Maximum Height  w/ Center Pole: 1710mm
Max Height w/o Center Pole: 1410mm
Diameter Pipe: 28mm
Minimum Height: 500mm
Folded Length: 680mm
Leg Sections: 3
Weight : 1975g
Weight w/o Head: 1365g

Velbonのヒット作となったのがCarmagneです。
CarbonとMagnesiumの造語がモデル名のCarMagne、
日本語ではカルマーニュと表記します。
このモデルはシャンパンゴールドの塗装で仕上げられていますが、
最近のモデルはクリア塗装でカーボン地肌を見せるものになっています。
パイプは7層カーボンで高い剛性を持っています。

Carmagneは最初に4段の640が発売された後で、3段の630が登場しました。
発売価格は、\66,000で当時の定番クイックセット社のハスキーと同じ価格でした。

フルサイズの三脚でありながら、三脚基部をアルミではなくマグネシウム
を用いて軽量化しており、雲台なしで1365gと中型アルミ三脚並の軽さを実現しています。


640ファーストモデルはセンターポール分割式ですが、630は分割式ではありません。
開脚はするので、中型のギア付きのエレベーター三脚レベルの高さまで下げられます。
※別売のローアングルコラムで130mmのローアングルになります。

Carmagne 640で評判が悪かった回転式ロックナットは改良され、
630ではスムーズなロックが可能となっています。
この改良が加えられた4段はCarmagne 640Nとなりました。

現行のGeo Carmagne N635Mは、一般的な黒いカーボン三脚です。

SLIK CARBON 814EXと伸長時のサイズはほぼ同じで、脚が3段か4段かという違いだけです。
どちらも軽いカーボン三脚が必要な時に、移動時の携帯性の違いで選びます。

SLICK MASTER TRIPOD DELUXE

SLICK MASTER TRIPOD DELUXE Specification
Maximum Load:  -kg
Maximum Height w/ Center Pole:  1645mm
Max Height w/o Center Pole: 1345mm
Diameter Pipe: 28mm
Minimum Height:  645mm
Folded Length:  700mm
Leg Sections: 3
Weight :  3110g
Weight w/o Head: 2175g

スリック(SLICK)と言えば白石さんと言われた頃のマスターデラックスです。
白石製作所から始まったスリックは、フリーターン雲台をセットした
マスターシリーズが代表モデルでした。


デラックスの名前の通り使われている材質も良く、
細かいところまで良く考えて作り込まれています。

エレベーターのハンドルは収納する時に、センターポールと脚に
挟まって収まるように逃げが作られています。


赤いキャリーストラップは三脚と雲台間の金具が回転するので、
持ち運びに便利です。
これと同じようなものがベルボンからレッグポシェットの商品名で
今でも売られています。


可変石突きにあるゴム脚ボールジョイントになっており、
平床でのゴムの接触面積が大きくなるようになっています。

長い歴史があるマスターシリーズは、大きく重いという三脚の王道を行きます。
それゆえ下取りなのか中古カメラ店に安い中古の出物があります。
持ち歩きには体力が必要ですが、しっかりした三脚が欲しい人に勧めです。

ただし、傷だらけのプロが使い倒したものは「NG」です。
写真館やスタジオで固定したまま使われたものなら「まぁまぁ」。
アマチュアが丁寧に扱ったものや、死蔵していたものは「狙い目」です。
この三脚は死蔵していたものなので、画像のように程度はかなり良いです。


付属のフリーターンヘッドはユニークな構造で慣れが必要ですので、
しっかりした3ウェイヘッドとボールヘッドも揃えれば完璧です。


SLIK MASTER


Specification
Maximum Load:  -kg
Maximum Height w/ Center Pole:  1645mm
Max Height w/o Center Pole: 1345mm
Diameter Pipe: 28mm
Minimum Height:  645mm
Folded Length:  700mm
Leg Sections: 3
Weight :  2640g

SLICKからSLIKになり、「C」が抜けたマスターです。

雲台部品の欠損とカバーがなく、ジャンク品としてとても安く入手しました。
手持ちの同型フリーターン雲台から部品を移植しました。


MASTER DELUXEと比べると、基部の塗装が銀から黒縮緬になり、
脚のステーとエレベーターのカバーがなくなっています。
ステーがないため全ての脚をいっぺんに開くことはできません。


マスター雲台は大きく異なっています。
一見するとクイックシューのようなプラットフォーム部分が、
マスターの円形(左)とマスターデラックス長方形(右)と異なっています。
今でもマスターデラックス雲台は単体販売もされています。(2011/7)
雲台の金色のSLIKの王冠プレートの位置も変わっています。


基本的にはMASTER DELUXEもMASTERも同じです。
この三脚は雲台に難があり破格の安値で入手出来ましたが、
別の雲台に取り替えるつもりでもお買い得な価格でした。

SLICKからSLIKへの過渡期のモデルなので、
SLICKとSLIKの両方のパーツが混在しています。

プラスチック部品が多用された廉価な三脚は、精度や材質の問題で固定力が甘いため、
強くネジを詰めつけると破損するため、しっかりした三脚が欲しくなると思います。

そういう人には安定していて、しっかりと固定できる伝統的な三脚である、
マスターシリーズが三脚を学ぶための教材としてもお勧めです。

現行品は溝入パイプになっており、伝統的なアルミ製三脚として健在です。
ぜひ、購入ユーザーのコメントを見て下さい。

Velbon VERSATILE DS-3

VERSATILE DS-3 Specification

Maximum Load:  -kg
Maximum Height  w/ Center Pole: 1500mm
Max Height w/o Center Pole: 1190mm
Column Tilt Movement : 90°UP
Aluminium Channel Size: -mm
Minimum Height: 560mm
Folded Length: 620mm
Leg Sections: 3
Weight w/o Head: 2030g

VELBONの多目的(VERSATILE)三脚です。
雲台はSLIKの2114を取り付けています。
脚はパイプではなく、アルミのCチャンネルとないますが、
当時のVelbonの多くのモデルで採用されていました。

見た目は普通の3段三脚ですが、ギア付エレベータの三脚基部が回転します。
この三脚基部のみを「SUPER ARM」として商品化していました。
プロ用としては「SUPER ARM-7」がのちに登場しています。


このVERSATILE DS-3は、0度(水平)、22.5度、45度、67.5度、90度(垂直)の
5つの角度で固定する事が可能です。


2つ有るノブはエレベーターを固定用と角度固定用です。
ベース部分は小さいながらカメラが固定できるようになっています。

VERSATILE DS-3は、エレベータの位置をギアで調整出来るので、
ブツ撮りやマクロ撮影にはとても便利な三脚です。

現在はVERSATILEではなく、VSマルチアングルシリーズとなりましたが、
バーサタイルスイングセンターコラムが採用されています。
コンセプトは受け継ぎ、より使いやすくなっています。


中型3段 フルサイズ三脚
左:Velbon Carmagne 630
中:VERBON VERSATILE DS-3
パイプ径28mm、収納状態700mm、伸長状態1400mm、
センターポールを伸ばすと1650mm程度になります。

SLIK PRO 250DX II

250DX II Specification
Maximum Load:  2kg
Maximum Height w/ Center Pole: 1470mm
Max Height w/o Center Pole: 1160mm
Diameter Pipe: 23.4mm
Minimum Height:  460mm
Minimum Height w/ Low Position Center Pole: 260mm
Folded Length:  490mm
Leg Sections: 4
Weight:  1450g

旅行用のTRAVEL SPRINTに対して、SLIK PROシリーズの小型サイズの三脚です。

脚にはSLIK独自のAMT(アルミ・マグネシウム・チタン)パイプが奢られており、
3ウェイ雲台SH-705(450g)込でもTRAVEL SPRINTの2倍(1450g)です。

カタログでの耐荷重はTRAVEL SPRINTと同じ2kgとなっていますが、
実際に使ってみると剛性は大きく上回っている事が分かります。

雲台を外せば1000gと軽量になので、TRAVEL SPRINTの雲台SBH-100を
組み合わせれば1100gという超軽量なプロシリーズ三脚となります。

AMTパイプはTRAVEL SPRINTの20mm径に対し一回り太い23.4mmとなり、
パイプは太くても肉厚が薄いので軽量化されているのです。
使用感としてはTRAVEL SPRINTの一回り上の安心感が得られます。

脚を伸ばした状態でTRAVEL SPRINTのセンターポールを上げたよりも高く、
250DXIIではポールを上げれば147cmと私には充分な高さになります。

SH-705は少し大振りな気もしますが、3ウェイ雲台なので仕方ありません、
3ウェイが必要なければ自由雲台に付け替えて使います。

残念なことにセンターポールは分割式になっていないため、
ローアングルでの撮影には対応出来ません。
別売りの短いセンターポールに交換する事でローアングル対応になります。

左が標準のセンターポールで、右がローポジションセンターポールです。
ヨドバシで偶然にも在庫が残っていた250DXII用のシルバーです。

左の標準のセンターポールに比べて、右のローポジションセンターポールが限界まで短い事が分かります。
少し余裕があるように見えますが、脱落防止のプラ製のエンドキャップを取り外す為の穴がありますので、
これ以上は短く出来ないのです。


ローポジションセンターポールなら、脚を大きく開く事が出来るようになり、
この時の高さは260mmでノーマル比-200mmとなります。

コンパクト、軽量、高剛性の250DXIIは歩きや自転車での移動撮影時に、
とても携帯しやすく、SLRでの撮影を難なくこなす三脚として活躍しています。

SLIK EXCELLA 4

EXCELLA 4 Specification
Maximum Load:  2kg
Maximum Height w/ Center Pole:  1340mm
Max Height w/o Center Pole: 1070mm
Diameter Pipe: 26.8mm
Minimum Height:  480mm
Folded Length:  520mm
Leg Sections: 4
Weight  w/o Head : 1200g
Weight : 1630g 


スリック ミディアムサイズシリーズ
200mmレンズ付一眼レフを対象に設計、縮長50cmで持ち運びに便利。
最大パイプ径26.8mm。
素早く被写体を追えるフリーターン雲台を装備。
スポーツ、野鳥観察に適していますの撮影機材条件の時に活躍しています。
(カタログより)


250DX II[左] EXCELLA4[右]
同じクラスのSLIK 250DX IIの最大パイプ径23.4mmに比べEXCELLA4は26.8mmと太く、
小型4段ながら存在感のある仕上がりとなっています。

ギア付きエレベータを装備しており、開脚角調整は出来ませんのでノーマル状態では
480mm以下でのローポジション撮影は出来ません。
しかし、エレベーター下部にも三脚ネジがありますので雲台を付け替える事で
スーパーローポジション撮影が可能となります。

EXCELLA4雲台や三脚は国内で作られており、雲台やエレベータークランクハンドルの
MADE IN JAPANが誇らしげに見えます。
小型ながら剛性は高く、日本製ならではの高い品質があります。

SLIK TRAVEL SPRINT GM

TRAVEL SPRINT GM Specification
Maximum Load:  2kg
Maximum Height w/ Center Pole: : 1110mm
Max Height  w/o Center Pole : 900mm
Diameter Pipe: 20mm
Minimum Height:  142mm
Folded Length:  360mm
Leg Sections: 4
Weight:  740g

TRAVEL SPRINT GMは旅行に持って行く為にヨドバシ三脚売場で選びました。
兄弟バージョンで少し長いSPRINT PROシリーズもあったのですが、
デイパックにも余裕で入る縮長36cmのTRAVEL SPRINTを購入しました。
色は往年のGITZOを彷彿させるガンメタリックです。

売場で持ち比べてみたら圧倒的な軽さにビックリしました。
エツミの8段ロッド式三脚よりも330g重くなりますが、サイズや剛性を考慮すれば驚異的です。

SLIK TRAVEL SPRINT GM (右)
ETSUMI mini TRIPOD (左)

脚の出し入れはスムーズでロックレバーのタッチもしっかりしており、
脚を伸ばして雲台に荷重を加えて各部の強度をチェックしたところ、
トラベル用のお気楽三脚以上に強度がある事が分かりました。

最大の特徴は短い縮長と、ポールを伸ばせば111cmにもなる伸長ですが、
この高さは旅先での三脚としての使うにも最低限のレベルをクリアしています。
もちろん耐荷重も2kgあるのでSLR+標準ズームに対応できます。

付属の自由雲台SBH-100も小さいながらもしっかりしているので、
レリーズを使用してマクロでの撮影等にも使用しています。

さらにうれしいことにセンターポールが分割式になっており、
ローポジションではなんと14cmとPRO MINIより6cmも低くなるのです。

旅行や荷物を増やしたくない撮影、マクロ撮影にも使える便利な小型三脚です。

SLIK SPRINT PRO 3WAY CG

SPRINT PRO 3WAY CG Specification
Maximum Load:  2kg
Maximum Height w/ Center Pole: : 1650mm
Max Height  w/o Center Pole : 1350mm
Diameter Pipe: 20mm
Minimum Height:  175mm
Folded Length:  480mm
Leg Sections: 4
Weight:  1080g

上で紹介しているTRAVEL SPRINT GMを入手した時期に同時発売されていた
SPRINT PROは雲台もSBH-100とTRAVEL SPRINTと共通でした。

後にSLIK SPRINT PRO  3WAY が発売され、超小型の3WAY雲台モデルが登場しました。
SBH-100は小型自由雲台として使い易いのですが、SLRを載せた状態での調整は気を使います。

そこで小さい3WAY雲台を探したのですが、当時はコレというモデルはありませんでした。
やがて3WAY雲台を搭載したSPRINT PROII  3WAY が登場し、3WAY雲台を見た時にSLIKは
やはり面白いモデルを作るなと感心したものです。
3WAY雲台SH-704Eが単独発売されましたが、予想外に高い価格でしたので入手は見送りました。

2008年5月にマイナーチェンジしてSLIK SPRINT PROII  3WAYになり、
可変石突が廃止されウレタングリップが追加となりました。

そうなると可変石突が装備された旧モデルの方が魅力的に思えてしまいます。
ウレタングリップは後から付けられますが、石突きの変更は難しいからです。

そこで型遅れのSLIK SPRINT PRO  3WAYを在庫処分価格で入手しました。

SLIK SPRINT PRO 3WAY CG : 480mm (右)
SLIK TRAVEL SPRINT GM : 360mm (左)

SPRINT PROはTRAVEL SPRINTに比べ、かなり長くなっています。
フォールディング時で120mmプラスになりますので、250DXIIとほぼ同じです。
3ウェイ雲台という事もあって重量は、 SPRINTから約50%アップになっています。


SLIK SPRINT PRO 3WAY CG : 1650mm,[1350mm] (右)
SLIK TRAVEL SPRINT GM : 1110mm,[900mm] (左)

脚を伸長した状態でSPRINT PROは、TRAVEL SPRINTに比べ450mm高くなります。
センターポールを伸ばした状態においては、550mmと圧倒的な差になります。

実はこの高さはフルサイズの三脚並みであり、CARBON 814EXと比較すると
雲台を上げない状態で814EXの1380mmに比べて-30mm、
雲台を上げた状態では814EXの1685mmに比べて-35mm、
とほぼ同等の高さとなっています。


SLIK SPRINT PRO 3WAY CG : 175mm (右)
SLIK TRAVEL SPRINT GM : 142mm (左)
センターポールは分割式ですので、フルサイズなのにしっかりローポジションになります。

旅行でフルサイズが必要な時に便利な軽量三脚です。


SLIK 500GIII

500GIII Specification
Maximum Load:  1kg
Maximum Height w/ Center Pole: : 1150mm
Max Height  w/o Center Pole : 920mm
Diameter Pipe: 20mm
Folded Length:  400mm
Leg Sections: 4
Weight w/o Head:  475g

中古で入手しましたが、雲台は無くそのベースが残った状態でした。
SPRINTシリーズと同じ溝入パイプですが、全体的に作りがチープです。

TRAVEL SPRINT[左]と比べると大きく、SPRINT PRO[右]より小さいサイズでした。
2001年の用品カタログを調べたところ、コンパクトシリーズの三脚で、
「コンパクトカメラ・デジタルカメラまたは一眼レフでの記念撮影に最適。」
と説明がありましたが、当時のデジタルカメラとはコンパクト型を指しています。


脚を伸長した状態でTRAVEL SPRINT[左]とほぼ同じ高さになります。
固着していた雲台のベースを外し、小型の自由雲台を取り付けています。


500GIIIは、TRAVEL SPRINTに比べて剛性感がありません。
脚は溝入り丸パイプで太さも同じですが、本体がエンジニアリングプラスチック製
となっており、開脚機構はなくパイプ末端補強もないのに直接ネジ止めされています。

これが剛性不足の原因だと思いますが、コンパクトカメラ用のモデルなので、
軽量カメラやスレーブ用のフラッシュ用に使うのであれば問題はないと思います。
でもSLRがメインの場合には、ちょっと役不足です。


SLIK PRO MINI

Pro mini Specification
Maximum Load: 
1kg
Maximum Height w/ Center Pole: 220mm
Minimum Height w/o Center Pole: 175mm
Diameter Pipe: 20mm
Folded Length:  205mm
Leg Sections: 2
Weight:  320g

Price:5,900yen

マクロ撮影用の小型三脚にしか見えませんが、
実はボディホールド用の三脚として使えるのです。

その方法はPRO MINI IIの開発に携わったプロの写真家が
実演して教えてくれました。

自分の体をベースとして三脚を利用するのに使えるのですが、
その方法は脚を左右の鎖骨と胸に合わせてカメラを構えます。

するとシャッターとカメラをホールディングする右手と、
ピント、ズーミングをする左手にPRO MINIが加わりますので、
安定感が大幅に向上します。

三脚や一脚が立てられない場合にはかなり効果的ですし、
望遠レンズの手持ちの撮影に利用すれば安定した撮影が出来ます。

もちろんそんな面白い使い方を教わって購入しない訳にはいきません。

面白い特徴としてセンタポールの下端には吸盤が取り付けられており、
車のボンネットのような平滑な面であれば、ピタッと固定が可能です。

欠点として三脚をフォールディングした時に、吸盤に脚が当たり変形します、
私は変形防止のためにフィルムケースの蓋を取付てガードしています。

小さい三脚ですが短いながらもエレベータがありますので、
脚を拡げた状態ではセンターポールが飛び出てしまいます。

そのために撮影時の雲台までの高さは最低でも20cmとなり、
外観から想像するより高くなってしまいます。

一般ユーザーには売れそうもない三脚を作る姿勢に惹かれ、
SLIKの三脚が順次加わっていくことになりました。

PRO MINI IIIは、雲台がグレートダウンされSBH-100BKになりました。
現在はPRO MINIはフルモデルチェンジし、基台の金属化、レバーロック、
クイックシュー雲台装備の本格的なミニ三脚「MINI PRO」になっています。
そのため、重さも540gと1.7倍になっています。

Velbon Multi Function Pod TP-1

TP-1 Specification
Maximum Load:  2kg
Height: 100mm
Platform size : 30 x 130mm
Folded Height:  35mm
Length: 145mm
Leg Sections: 1
Weight :  360g

小型ではありますが、アルミダイキャスト製なのでズッシリした重さがある
しっかりとした三脚です。

入手したものはMulti Function Podという品名になっていますが、
発売当初は「Table Pod」という品名で、それが「TP-1」の由来です。

1990年代初めに小型化により爆発的に普及したビデオカメラ用の三脚です。

ビテオカメラ用のスライダーはベルボンのビデオ用雲台と共通です。
上の画像では位置決めピンを使わないので外しています。


固定ノブの出っ張りが気になります。
折り畳めば厚さは32mmのフラット形状に収まります。


アクセサリーシュー付アームがありますので、内蔵ストロボが蹴られるような
ブツ撮りの時に、外部ストロボをセットするなんて使い方も出来そうです。

PENTAX 3 Steps Tirpod
 
Specification
Maximum Load:  _kg
Maximum Height: 265mm
Minimum Height: 130mm
Folded Length:  150mm
Leg Sections: 3
Weight:  111g

ノベルティーグッズとして作られたのか、PENTAXのロゴ入り卓上三脚です。
なんと雲台部分はアルミの削りだし、縦位置用のU字スロットはありません。

ボールの固定はストラップ取り付けリングを回す方式で、
作りの良いオモチャの雰囲気があります。

コンパクトカメラを机の上で使うのピッタリです。

SLIK D-STAND

Specification
Maximum Load:  2kg
Height: 23mm
Diameter: 102mm
Weight: 120g



PRO MINIの開発も特殊だと思うのですが、SLIK はこんなスタンドも作っています。
D-STAND はヨドバシの三脚売場で雲台展示のベースとして使われています。
 
もちろんベースプレートになる位の安定感はありますので、
高さ23mmのという極低高を活かせば、超ローアングルでの撮影が可能になります。

ボールヘッドを取り付けると高さの関係で不安定になってしまいますので、
軽量なカメラ以外はでカメラアングルを変えると倒れます!

変なモノ好きにはある意味では外せないアイテムです。
 

F's Impression

右から
GITZO G312 (G1270付)
SLIK CARBON 814EX
SLIK 250DX II
SLIK TRAVEL SPRINT GM
SLIK PRO MINI


雲台収納状態での縮長サイズですが、
GITZO G312 : 72cm(雲台なし) , 80cm(G1270付)
SLIK CARBON 814EX : 55.5cm, 2050g
SLIK 250DX II : 49cm, 1450g
SLIK TRAVEL SPRINT GM : 36cm, 740g
SLIK PRO MINI : 20.5cm, 320g


移動時はコンパクトなサイズであっても、伸長して使用する際には
想像以上に高くなるのが4段式の最大の特徴です。

エレベータを使用しない場合の雲台上面までの実測した高さは、
GITZO G312 + G1270 : 184cm
SLIK CARBON 814EX : 139.5cm
SLIK 250DX II : 114cm
SLIK TRAVEL SPRINT GM : 91cm
SLIK PRO MINI : 20cm (エレベータ使用)

大袈裟に「三脚の選び方」とタイトルを掲げましたが、
鳥さんは見たら撮るかもしれませんが、わざわざ撮りには行かないし、
鉄道は子供の頃から好きですが、わざわざ撮りには行かないし、
山登りの趣味もないので、風景も旅行の時にしか撮らないし、
ごく一般的な撮影がメインのF's流の三脚の選び方です。

安定性重視すればG312のように3段になりますが、
持ち運びを重視した場合には4段になります。

G312は良い三脚ですが、撮影場所へ持ち運ばなければ使えない、
三脚を持ち歩く事が楽な方が活躍する機会も多くなるのです。

三脚を選ぶ時には国内外の三脚が勢揃いしている聖地へ行きます、
私はついもヨドバシの三脚売場です。

チェックについては最低2店舗以上で同じ三脚をみる必要があります。
展示品はメーカー貸出品も多くあり、状態が良いとは限りませんので
本来の状態を見極める為です。

実際に撮影で使うように脚や雲台を動かしてチェックし、
気に入った三脚をいくつか目星を付けておきます。

次にネットで使用者の情報を集めて比較します、すると同じ三脚でも
ユーザーの撮影機材、撮影スタイル、撮影対象、撮影場所が違えば、
見方や評価は違ってきます。

ある人は良い、またある人は悪いというのは、良いという意見の人と
撮影機材・スタイル・使用目的が同じなら、選択肢に入れます。

多くの人が悪いというモノについては、その理由を見極める必要がある
とは思いますが、やはり避けた方が無難なので外します。

買う前にいろいろ調べている時間が一番楽しかったりしますので、
大変だとは思いますがやって失敗した事はありません。

これ一つあれば良いという万能な三脚は存在しないからこそ、
さまざまな要求に対して多くの三脚があります。

私がこれまで紹介したものはあくまで35mmカメラ用の三脚ですが、
カメラフォーマットが違えば三脚もそれに合わせる必要がありますし、
ムービーならビデオ用三脚、天体望遠鏡もそれ用の三脚が必要に
なってきます。 だからタイトルは写真用三脚としています。

三脚は機能は単純で、構成要素も簡単なので故障も少なく、
壊したり劣化しない限りは長期間使えるものだと思います。

デジカメに比べたら使用期間(減価償却期間)は遙かに長いので、
1年あたりの金額にすればかなり安くなります。

でも本当は、「使用回数」で割り算する必要がありますので、
自分がどれだけ三脚を使うかがポイントになります。

そこで、よく使う三脚なら良いモノを! と考えますが、
良い三脚は高価なものだけではなく、
実は使いやすい三脚こそ良い三脚なのだと思います。

1つの三脚で済まそうとすると様々な無理が出てくるので、
無理な時こそ状況に応じて最適な三脚を揃えるのがお奨めです。

デジタルカメラになって必要に応じて感度を簡単に変えられますし、
手振れ補正機能も加わり三脚の必要性は低くなってきましたので、
一脚を選ぶというのも選択肢だと思います。


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