MD-12
修理 MD-12 Leatherette Repair |
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Prologue モータードライブを付けたカメラのシャッターボタンを押す心地よさは、 モーター内蔵のカメラからは得られないものがあります。 それは機械式時計のように一生懸命動いている感じであって、 デジタルカメラしか知らない人には想像もつかない感覚でしょう。 今の時代に銀塩カメラで撮り急ぐ事もありませんから、 モータードライブが撮影で活躍する機会もないかもしれません。 私はと言えばモータードライブを装着したカメラを眺めたり、 時には連写動作を楽しんだりしいます。 フィルムは入れませんけど・・・ このMD-12は「たった200円」で入手したものです。 使い込まれており、底部の人工皮が半分剥離していますが、 電池室の電極に液漏れもが無いので、実働レベルだと思いました。 以前修理したMD-12に比べれば、外観の程度は悪いのですが 内部はこちらの方が程度が良い位です。 [修理] 予想通り簡単なメンテナンスでMD-12は動作を始めました。 手触りが悪い人工皮の剥がれを修理をします。 気温が高い夏ですので、残っていた皮も簡単に剥がす事が出来ました。 少しだけ両面テープが残っていますが、乾燥してパリパリになっている事もなく、 まだ柔軟性が残っている状態でした。 型紙を作成しますが、構造上とても簡単に作る事ができます。 普段は目に付かない場所なので、別の修理でも使用した滑り止めを使っています。 パターンの違いは歴然としていますが、これも良しとします。 F's Impression FEとFMそれぞれにMD-12を装着してみました。 やっぱり良く似合っています。 当たり前かな。 |
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