レンズ分解清掃 Canon FD 28-55mm Repair |
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Wide
Zoom
Lens
レンズ構成 10群10枚 画角 43-75度 最小絞り 22 最短撮影距離目盛り 0.4m フィルター径 52mm 大きさ(全長×最大径) 60.9×63mm 重量 220g 発売当時の価格 :\35,600円 右:New FD Zoom 35-70mm 1:3.5-4.5 左:New FD Zoom 28-55mm 1:3.5-4.5 1983年発売の35-70mm/3.5-4.5と外観は同じで、 構造も3群ズームと共通なのです。 Prologue New FD 35-70mm/3.5-4.5の元の状態と同じようなカビあり品です。 分解の手順が分かっているので簡単に直せると考え入手しました。 普及版ズームの35-70mm/3.5-4.5と同じシリーズで発売時35,600円なので、 すでに発売されていた28-50mm/3.5の価格の1/3とバーゲンプライスになっています。 ズームは2倍で10群10枚でありながらコンパクトサイズに仕上がっています。 ちなみに倍の重さの3倍ズームの28-85mmは1985年に発売されました。 [1] 後玉の分解は鏡胴の3ヶ所のネジを外し、マウントを取り出します。 [2] マウントを外すと後部のレンズユニットが外れてきます。 レンズの内側にカビがありますのでクリーニングします。 [3] 鏡胴に残ったレンズの中群にもカビが繁殖しています。 スナップ式のカバーを取り外します。 [4] 中郡の後部レンズにはカビはなく、それより前のレンズにカビが繁殖しています。 [5] クリーニング後のレンズです。 きれいにカビを取り除くことができました。 [6] 中群の後部レンズを取り付けます。 パチンと嵌めるだけです。 [7] 後群とマウントを組み付け、すっきりクリアに完治しました。 F's Impression 広角〜標準と使い勝手の良いレンズです。 35-70mm/3.5-4.5と同じBW-58Cが指定の純正フードです。 BW-58Cを持っていなかったので、手持ちのフードから合う物を探したら、 無加工でぴったり装着可能なフードを見付けてしまいました。 実はキヤノン製ではないのですが、同じ広角用なので効果は充分期待できます。 BW-58Cより形状が広角用らしいので、かなり格好が良くなります。 右:FD 35-70mm/4+W-62(かぶせ式純正フード) 左:FD 28-55mm/3.5-4.5+社外フード 並べて見ていると、どちらも良い感じだなぁと思います。 当然のことですがFD 35-70mm/3.5-4.5にも社外フードは取付可能です。 |
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