Replace WARP Bottom Bracket 2007/08/16



2005/9/10にBBのオーバーホールをしてから1年半が経過した頃、
また坂道の登りなどでクランクのガタが出ました。

100%近くが街乗りで走行距離も100km程度ですので、
使用方法というよりはBBに問題がありそうです。

カップ&コーン式BBが付いていますので、次の選択肢としては
カートリッジタイプのBBしかありません。

交換するならクランクも合わせて交換して、
テーパースクエアからオクタリンクにしようと考えました。

夏休みも近かったので、ヤフオクでクランクセットを物色していました。
WARP DS1に合いそうな黒いクランクを見付けました。

TruVativ ISO FlowとBBのセットです。
TruVativ ISO Flowは、GIANTのモデルにも搭載されいるので、
SHIMANOのACERA同等グレードと判断しました。


オクタリンクではありませんが、
SHIMANOを真似たPower Splineになっています。


夏休みに入りまして、家族は出掛けてちゃむとお留守番です。
暑いのでクーラー効かせたリビングで作業をします。

ほぼ2年振りの自転車の整備のため、まずはLIFUの工具セットを
探す事から始めました。


WARP DS1のSHIMANO ACERAです。


ペダルを取り外します。


次はフィキシングボルトを外します。


前に強力に締めていましたので、14mmのボックスレンチを使います。


フィキシングボルトが外れました。


クランク抜きを使ってクランクを外します。


BBの外側には、けっこう砂が付着していました。
軸からはグリースが見えていますので、ベアリングは大丈夫でした。


チェーンホイール側のフィキシングボルトを外します。


クランク抜きを使ってクランクを外します。


左側のロックリングを緩めます。


ボトムブラケットツールでワンを取り外します。

※LIFUのボトムブラケットツールは遊びが多いので、
 傾かないように正確に位置合わせ姿勢を維持して回します。
 上の写真のように1/2インチのスライドヘッドを使うと簡単です。


チェーンホイール側もワンを取り外します。


BBシェルは綺麗な状態を維持していました。


Power SplineのBBカートリッジです。
BBシェル幅は73/68mmの共用タイプで、カラーを外すと73mmになります。
BB軸長は113mmです。



LIFUの
ボトムブラケットツールはSHIMANO&ISIS対応です。
TruVativでもそのまま使えます。
でも遊びが多いのは同じなので慎重に作業します。


左側のカップを取り付けます。


カップを締め付けます。


BBのスプラインにチェーンホイールをはめます。


フィキシングボルトの頭は六角になっています。
8mmなのでLIFUの工具セットの六角レンチで作業出来ます。


左側のクランクも取り付けます。


左側のクランクの形状がスイングアームにピッタリ合っています。


最後にペダルを取り付けます。


組み換え完了しました。

交換したのが観測史上最高気温更新した日なので、
日中は暑いので試乗はしませんでした。

夜になって涼しくなってから試乗しました。
ガタはなくなりましたが、踏み込んだフィーリングには差はありません。
ミキミキという軋み音は以前と変わりありませんでした。
フルサスなのでピボットあたりから出ているのかもしれません。

今まであったチェーンガードが付いていません。
ギアに取付穴はあるので純正のガードが入手出来たら、
取り付けて街乗り仕様にしたいと思います。



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