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Battery Spring Repair
MDR-NC7


[2016.7.10]
revised [
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電池端子修理
Prologue
SONY NC7は2008年発売のNCノイズキャンセリングヘッドホンです。

スイッチを入れても動作しません。電池交換しようと電池を外したところ、なんと端子が錆びていました。

錆びた端子の対処法は交換するか、再メッキするのが恒久的な方法です。
 

MDR-NC7は、折り畳みが可能でとてもコンパクトになりますので、持ち運びに便利なのが特徴です。

NCの効果はオンイヤータイプなので、マイルドです。

LDS-SiP500 Specification

型式 :密閉ダイナミック型
ドライバーユニット: 30mm(CCAWボイスコイル採用)
感度: 102dB/mW(電源ON) 100dB/mW(電源OFF)
マグネット: ネオジウム
再生周波数帯域: 30-20,000Hz
インピーダンス: 33Ω(電源ON) 35Ω(電源OFF)
最大入力: 100mW
コード長: 60cm OFCリッツ線入力
プラグ: 金メッキステレオミニプラグ
質量: 約134g
電源: 単4乾電池×1
電池持続時間: 約50時間(アルカリ電池)
ノイズキャンセリング: 総騒音抑制量(TNSR) 約9dB


イヤーパッドを外すと、3カ所のネジが出てきます。


スプリング端子が全体的にかなり錆びています。


スプリング端子は基板にハンダ付けされていますので、
ハンダを取り除いて外します。


外したスプリング端子の錆びは想像以上に、悪い状態になっています。


サンポール原液に錆びたスプリング端子を1時間入れ、錆を落とします。


スプリングを伸ばして接触しないようにしています。
かなり錆びの侵食は深刻です。


重曹で中和させてから、サンポール5倍希釈液で、亜鉛メッキをしていきます。


1時間ほどメッキして、厚付しておきました。


F's Comment

亜鉛メッキの酸化による導通の変化が心配ですが、使い続けて確かめます。

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