SCANSPEAK 10F/8422-03 Supplement to a Stereo magazine F's Audio |
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SCANSPEAK
10F/8422-03![]() 2012年はAUDIO系雑誌にも付録が定番化しつつあり、 発売前から付録の企画を取り上げ盛り上げていきます。 付録の価格分は、数千円分と一般雑誌より高いのですが、 AUDIOからすると用品しか買えないような微々たる金額で、 専門誌のセンスが見せれるかが編集部の腕の見せ所です。 ![]() 夏と言えば、元祖の音楽之友社のSTEREO誌の付録です! 2012年8月号の付録は、恒例のスピーカーユニットで、 今回はSCANSPEAKの完成品ユニットになっています。 発売日に届くように2ヶ月前に予約を入れておきました、 同時発売のムック本が、専用のエンクロージャーキットですが、 容量がわずか1.4LとP-800Eよりも少なく、MDFは無塗装のままで、 何も良い思えるところがなくパスしました。 Stereo2011年7月号のFOSTEX P800の良さを実感しているだけに、 SCANSPEAKのスピーカーも期待が高まります。 発売日に届いたSCANSPEAKの10F/8422-03は、 FOSTEX P800に比べてひと回り大きく、デザインも良い感じですが、 フレームが樹脂というのが、いかにもチープで付録らしい。 今回はエンクロージャー選びが、大きなポイントにもなっており、 10F/8422-03用のエンクロージャー競作の特集記事も読み応えがあり、 夏の暑い夜に寝室のクーラーが効くまで、毎晩読みふけってしまいました。 文章で読むだけで視聴できないのが残念でしたが。 エンクロージャーは流行りのダブルバスレフを試してみたいと思い、 そうだ ! キットにしよう〜と探したのですが、 同じ事を考える人が多く、広告のキットはすでに売り切れており、 次回納期は未定となっていました。 P800-Eの時のように、数か月待ってまでは欲しくありません。 小径のフルレンジが、大きな箱に入っていると邪魔だと思い直し、 P800-Eと同じブックシェルフサイズにすることにしました。 FOSTEX P800-Eは、完成品で最近は在庫も見掛けるのですが、 8cm用なので微妙に小さく、同じ箱では見た目もつまらない・・・ ホームセンターで材料を買って屋外で作業するには暑すぎますが、 クーラーの効いた部屋で丸鋸やドリルを使って工作なんかしたら大変! Bass Reflexctor Enclosure エンクロージャーは完成品を流用することに決めました。 私の要求仕様は・・・ ・ブックシェルフサイズ ・8〜10cmのフルレンジ ・バスレフ式 ・ユニットの固定はネジ止め ・箱の材質は木質系 ![]() 10F/8422-03の寸法図を片手にハードオフを巡回し発見しました。 サランネットが片方欠品のため、ジャンク扱いで\525でした。 Enclosure Specifications 形式:バスレフ型 外形寸法:130(W) x 200(H) x 180(D)mm 内容積:3.26L チューニング周波数:***Hz 板厚/材質:t10/MDF 総質量:***g バッフル寸法:φ70mm ![]() スピーカーユニットを取り外すため、プラスチックの飾りリングを外します。 4か所をネジ止めされたユニットが現れました。 ![]() 取り外したのユニットは8cm 4Ω 20W。 コーティングされたコーン紙のユニットは、早速MP3で音出ししてみると、 欲張った感じがない無難な感じで、けっして悪くありません。 マグネットは10F/8422-03より大きく、それなりにコストを掛けた作りです。 ![]() VGS0801の配線はコネクターで接続されています。 これはそのまま10F/8422-03に流用でき、とても好都合でした。 ![]() オリジナルのスピーカーフレーム形状に合わせ、 バッフル板が加工されフレームを面接触させており、 トータルで剛性を高くなるよう考えられています。 φ70 (穴径) φ77 (段差) φ97 (飾りリング径) ![]() 予想通り10cmのSCANSPEAK 10F/8422-03は、無加工では取り付けが 出来ませんので、φ77 の段差部分に合わせ、穴径拡大加工を行います。 右上にあるリングが、切り取った部分です。 ![]() 次はφ97 (飾りリング径)の部分を、10F/8422-03のフレームに合わせ、 直径で1mm拡大加工を行います。 ![]() SCANSPEAK 10F/8422-03のフレームが拡大したバッフル板の、 段差の内側にピッタリ収まりました。 ![]() 配線コネクターは、そのまま10F/8422-03に取付ました。 もともとバッフル板には、スピーカーユニットの端子の逃げ加工があり、 SCANSPEAK 10F/8422-03もそれを流用しています。 ![]() 飾りリングはSCANSPEAK 10F/8422-03には使いませんので、 内径を拡大切削した面を筆ペンで黒塗りしていきます。 ![]() エンクロジャーは、内部でしっかりと補強されていました。 これは意外にもアタリのエンクロージャーです。 SCANSPEAK 10F/8422-03 specifications 形式:10cmフルレンジ インピーダンス:8Ω 最低共振周波数:100Hz 出力音圧レベル:84dB/w(1m) 入力:15W 総質量:***g ![]() 右:YAMAHA NS-10MM 中:SCANSPEAK 10F/8422-03 左:FOSTEX P800 ブックシェルフサイズのスピーカー達です。 NS-10MMは9cmウーハーが搭載された2ウェイ、 10F/8422-03は10cmのフルレンジ、 P-800は8cmのフルレンジ 並べると10F/8422-03の箱の幅が広いです。 SCANSPEAK 10F/8422-03をセットした、ひと回り大きな バスレフ型エンクロージャーが目を惹きます。 P800-Eより質感が高いので、まるで純正品のようです。 ![]() 奥行きの違いがありますが、配線が直出しのためターミナルが無く、 本棚に入れた場合は、P-800Eと奥行きは同じ位に収まります。 F's Impression FOSTEX P800と聴き比べてると、ユニットサイズ通りのひと回り大きい 豊かな低音が印象的です。 ![]() 8cmのフルレンジにして聴き心地の良いP800 & P800Eの音ですが、 SCANSPEAK 10F/8422-03 & Bass Reflexctor Enclosureの組合せは、 メリハリのある音を聴かせてくれます。 小音量時のP800はまとまりある音になりますが、 10F/8422-03は高音と低音のバランスが良くありません。 最大入力はが15W(30W)なので、アンプのボリュームを上げていくと、 全体のバランスが整い、とても良い感じになっていきます。 10F/8422-03は音量を上げると、アンプによる違いが大きく出ますので、 アンプによる音の違いを楽しむこともできます。 次はDigiFi付録の、Olasonicのアンプとの組み合わせが楽しみです。 毎回、Stereo誌の付録は、期待を裏切りません。 編集者と関係者の皆さんに感謝です ! |
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