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ニコン プラスチックレンズケース
Nikon Plastic Lens Case
CP-1 CP-2

[2018.8.16]
revised [
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Prologue

日本光学時代のレンズケースです。
ディスプレイボックスのようになっており、
上は透明で、下はバヨネット付きになっています。

ケースは2種類あり、
CP-1 広角〜中望遠
CP-2 広角〜望遠

中古市場へはレンズを入れたまま輸送されてた際に、、
レンズがバヨネットから外れ、カニ爪でケースを傷たらけに
しているものを良くありますし、バヨネット部が壊れて
固定が出来ないものもあります。

Polishing

CP-1全体に曇りが出ており、
カニ爪の傷が円周上ラインを作っています。

古い雰囲気味が出てれば良いのですが、
ちょっとディスプレイに使う気持ちにはなれません。


時計のアクリル風防を研磨するのに愛用している
サンエー パールで磨き上げたらスッキリしました。




上手く出来た事に気を良くして、程度の悪いケースも磨きます。


右側のケースは打痕や傷等が多々有りますので、
最初にサンエーパールで軽く磨いてから、
残った大きな傷を#400->#800->#1500と紙ヤスリで磨きました。


左側のケース並にするなら、全面磨く必要がありますので、
ある程度のところで終了です。


中望遠用のCP-2もありますので、磨いていきます。
上側は綺麗ですが、内側側面のレンズ擦れ傷が目立ちます。



内側の傷は思っていたより深かったので、
紙やすりで研磨してからサンエーパールで磨き上げました。

F's Review

プラスチックレンズケースCP-1(左)とCP-2(右)は、
防湿庫で保管する習慣がない1970年代の製品です。
日本光学東京のマークが素敵です。

当時は革のカメラケースに入れるのが普通でしたので、
透明なカメラケースが存在しないのが残念です。

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