|
Trouble
2004年の年初、25時位からだろうかテーブルにDC30氏のLXとM2と
数々のレンズを並べてワインを飲みながらレンズにまつわる話を聞いていました。
Fマウントのレンズもあるとの事で防湿庫からF3を取り出してきました。
F3にはMD−4をセットしたまま保管しているので一緒だったのですが、
MD−4の電池ケースとモータードライブ本体に隙間があり(写真赤矢印)
DC30氏は格好悪り〜ぃと宣った。
う〜ん、機能には問題無いので気にもしていなかったのだが・・・
そう言われると気になるものです。
修理に先立ち、前日に分解するグリップ部のネジにCRC5−56を注油しておきます。
注油するのは固着しているネジを外しやすくして、分解を容易にする為です。
固着しているネジを無理に回そうとすると、ネジをナメたり、頭が捻切れます。
Repair
グリップの裏側の小ネジ2本外します。
電池室内のネジ3本を外します。
サイドにあるネジ1本を外します。
注油したおかげて難なく作業は進行します。
これでグリップが外れます。
しかし、グリップ底部の人工皮がつながっていると外れません。
そこで、人工皮を半分程度剥がすと分離出来ます。
隙間の原因は電池ホルダーのロックレバーの遊びです。
ロックレバーはL字金具を介してアルミダイキャストのボディに2本のネジで
固定されています。
ネジ穴は長穴となっていてレバーの位置が微調整出来るようになっています。
この構造が災いし、ネジが緩んで金具の位置がレバーが最も広がった状態と
なっていたのです。
最も隙間が無い状態、写真の金具が左に寄った状態で金具を固定します。
どうですか、ピッチリ密着しているでしょ。
作業時間は30分にて完了です。
|
|
|