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レンズテスト
Lens
Test
Specifications
メーカー:
生産国:中国製
質量:17g
価格:155元(2000円程度)
M42マウントレンズをNikonの一眼レフで使えるようにするアダプターです。
無限遠が出るコンバージョンレンズ付きになっています。
Prologue
「使わないレンズばかり買わないで、実用的なものを買った方が良いんじゃない!」
Nobu氏からのごもっともな指摘を受けたのは2010年のお正月の事でした。
Nobu氏は銘機や銘玉を集め撮影するのが趣味で、銘機でもないジャンクカメラや
実用レンズのジャンク品を直して撮影する私とは趣旨が違うのです。
今回取り上げるのは、私の中ではかなり実用性の高いレンズアダプターです。
メインはNikonですので、他のレンズマウントで使えるものとしては、
フランジバックの長い中判カメラ用レンズ位しかありません。
中判用レンズを35mmカメラで使うと望遠になってしまうのは、
フォーサーズカメラが35mm用レンズを使った場合と同じです。
Nikon Fマウント用のレンズアダプターの中でも多くのメーカー?が
存在するのがM42マウントのレンズアダプターです。
初期のM42レンズアダプターはフランジバックが伸びてしまうので、
エクステンションチューブ同様にマクロ専用になってしまいます。
最近は無限遠まで使えるようにコンバージョンレンズを組込んだ
無限遠対応のレンズアダプターが多くなりました。
コンバージョンレンズを入れられるスペースも限られるので、
単玉となりますますので描写性能が気になるところです。
ハズレでも笑って済ませられる価格の安さも重要なポイントです。
Report
箱を開けるとビニール袋に包まれたアダプターが出てきます。
吸湿剤のシリカゲルの注意書きは中国語だけです。
合い紙に保護されたアダプターがでてきました。
レンズは反射防止コーティングもされています。
レンズの固定は接着剤によるはめ殺しではなく、ちゃんとネジによるものです。
「for Nikon-M42」は印刷ですが、カスレやニジミもありません。
バリや切削痕は皆無ですから切削精度や面取りを含めた加工技術レベルは
想像を遙かに超えた良いもので、内面反射防止を考えた黒マット塗装も含め
光学製品らしい仕上げの良さが出ています。
カメラへのアダプターの装着はスムーズでガタもありません。

補正レンズがある分、装着出来るレンズに制限があります。
どんなレンズに使えるかは試してみなきゃ分かりません。

そこでマウントを採寸してみました。
M42マウントからの突出量は9mm、その直径は26mmとなりました。
Lens
TEST

Super-Takumar 1:1.8/55 + D200
このSuper-Takumar55mmは絞りのM-A切換がありますので、
絞り連動ピンが押されなくても実絞りでの撮影が可能です。

レンズマウントアダプターがあっても違和感がありません。
赤枠部分を原画から切り出しています。

Nikon D200+AF NIKKOR 24-120mm

55mm/f:1.8 with
Conversion Lens

コンバージョンレンズを外します。
左:マウントアダプター
右:ゴムリングに乗せたコンバージョンレンズ

55mm/f:1.8
コンバージョンレンズ付きに比べマクロ撮影になっています。
樽型の収差と周辺部の流れがあります。
F's
Impression
このM42レンズアダプターは丁寧に作られており、カメラやレンズへの装着も
精度良くスムーズです。
コンバージョンレンズが入ると光学性能が落ち歪曲収差や周辺が流れたり・・・
心配していた光学性能は充分実用レベルにあると思います。
M42をメインで使うのなら本家の保谷DSLRも中古ならマウントアダプター数個分で
購入出来ますのでお奨めします。
放射能レンズこと50mm F/1.4は後玉が出ているので装着不可でした。
28mm F/3.5、55mm F/1.8は問題なく装着できました。
NikonのSLRでM42マウントレンズを楽しみたい方にはお奨めです。
当方は一切修理は請け負っておりません。
ジャンク品は健康に良くありません。
良品を買いましょう〜
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