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ひと手間
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レンズキャップ -
Prologue
1970年代のレンズには純正のアルミ製のねじ込み式のレンズキャップが似合います。
保管する時はアルミ製のねじ込み式レンズキャップでも良いですが、
撮影に持ち出すと撮る時と仕舞う時に、毎回クルクル回さなくてはいけません。
これはかなり面倒な作業の為、アルミ製のレンズキャップはお留守番となり、
プラ製のスプリング式レンズキャップが活躍します。
でもアルミ製のねじ込み式のレンズキャップの方が格好良いのです。
そこでアルミキャップを別のレンズキャップに貼り付けようかと思いましたが、
手頃なキャップが見付かりませんでした。
Replica
ヨドバシには純正以外のレンズキャップも各種売られています。
そんな中に、いかにも「素材」的なレンズキャップを見付けました。
これはイケると思い購入してみました。
何とも古めかしいデザインで、何十年も同じ型を使っているんじゃないかと思える位です。
エツミ ワンタッチ レンズキャップ E-228 [72mm用]
(台湾製)
[Logo]
最初の作業は純正のアルミ製のねじ込み式のレンズキャップから、
鉛筆でロゴを写し取ります。
写し取ったロゴをアルミテープ貼り付けて切り出します。
小さい文字なので作業性の良いデザイン用のナイフを使いました。
アルミテープのロゴをエツミ レンズキャップに貼り付けます。
アルミテープなので腰もありますし、厚みもあるので立体文字に仕上がります。
当たり前ですがロゴはかなりそっくりに出来上がります。
[Paint]
ロゴが出来たら次は縁取りをします。
色は純正に合わせてシルバーを使用します。
縁の幅はエツミ レンズキャップのエンボス模様の外側からとしました。
72mmのレンズキャップでエンボス部分はφ62mmですので、
サークルカッターでマスクを作成して貼り付けてから塗装します。
完成したキャップです。
並べてしまうと縁取りが大きすぎますね。
単独で見る分には良い感じ仕上がっています。
[Extra]
ねじ込み式のレンズフードを付けるとレンズキャップが使えません。
現行(2007年)のスプリング式レンズキャップなら使えますが・・・
どう考えても似合いません。
そこでフードキャップの登場です。
フードキャップも作ろうかと思いましたが、良い方法を考え付きました。
ピッタリの蓋を探すのです。
フードを持っていつもお世話になっている百円ショップで探しました。
樹脂製タッパーやガラスの瓶の蓋と様々なサイズのものがあります。
そしてピッタリサイズの蓋を発見しました。
色は赤、青、白の3種類ありまして、落としても見付けやすい赤を購入しました。
いかにも取って付けた感じで不格好です。(笑)
実用性はバッチリなので、外出の時にカメラバックに入れている間だけ使う事にします。
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