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Kyoto Photography Tours
 

 30 July, 2023 

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June 2023
二条城


Nikon D800 + NIKKOR 24-120mm F4VR

海外からの観光客も中国以外は戻り、観光地らしい京都になってきました。
梅雨の時期なので、雨と紫陽花をテーマに撮ろうかと思っていました。
雨は降らず晴れたり曇ったりという感じなのでテーマは変更です。
中学、高校の修学旅行を思い出しながらし定番コースを巡ります。

京都駅から地下鉄でもバスでも行けます。
修学旅行ではバスで走りながら見ただけです。
東大手門から入城します。


皇居と同じように、大きく重厚です。
金箔の装飾と無数の鋲が美しい門です。


唐門には菊の紋に長寿の「松竹梅に鶴」
青い蝶の色彩豊かな彫り物が目を引きます


二の丸御殿
外観は昭和の銭湯のような雰囲気です。
中は800畳もある立派な造りで、撮影禁止なので見学の流れはスムーズでした。
 


釣鐘
何故ここに釣鐘が・・・
外部から移設されたものなのだそうです。


二の丸庭園  池の島にかかる石橋は風情がありますが、
違和感を感じたのは橋の礎石、これではブロック
 


大広間の外廊下
排水勾配がついているのが良く分かります。


こちらの橋は庭園の雰囲気に合っています。


本丸櫓門 銅板で覆われた防弾扉


銅板を無数の鋲で固定する造りで、無骨な雰囲気を醸しています。


本丸の石垣は異形の石の隙間を、丁寧に小型の石で埋めた造り
打込接(うちこみはぎ)
 


天守閣跡 伏見城から移された天守閣があった一段高くなった石垣です。


基礎で高いので天守閣からは京都を一望できたでしょう。
 


西北土蔵 漆喰が剥がれ落ち寂れた感じ
天守閣跡から見ると悲しい。
早く補修して
 


西南土蔵 入口は立派です。
こちらも漆喰が剥がれ落ちています。


紫陽花の背景は西南隅櫓


植栽の担当者が手入れをされていました。
隠れた紫陽花園です。


 
加茂七石



清流園
手入れが行き届いた庭園です
入れませんが・・

 
多くの職人さんが維持管理しているお陰なんです

 
北大手門
門は開いており、番所に人もいますが、
規制があり近くで見られません


 
ピンクタイルのモダンデザインの水場
銅製ハンドルの輝きが現役であることが分かりますを教えてくれます
 

 金閣寺
京都駅からはバスかタクシーですが、市街地の外れにあるので、
バスで30〜40分と時間がかかります 

 
今でも修学旅行は学生服なのですね
京都らしい風景です


これで5か6回目ですが、相変わらず金の輝きが凄い。
完全防備の平泉の金色堂は興ざめするのでこちらが正解です。


裏山に登ると鳳凰が良く見えます



修学旅行の集団を回避しても、階段は混雑しています。



 山の上には夕佳亭(せっかてぃ)という茶室があります。
夕陽の金閣が佳い
お茶もお団子も売っていません。



不動堂
金閣との差が・・・

 
山からの帰りの階段は整備さています
下りた所が修学旅行のバス駐車場
効率的に見学出来るように考えられています

龍安寺
嵐電とバスでアクセスできます


鏡容池(きょようち)
蓮の花が咲いています


木漏れ陽の龍安寺垣の石段は風情があります


庫裡に入ると屏風が目を引きます
明治時代の漢学者によるものだそうです


今回の石庭の枯山水は陰影がありません
以前来た時はもっと陰影があったので残念


庭を眺め、みなさんゆっくり過ごしています



苔の上には枯れ葉一つなく美しい



 



皐月鶴翁法が昭和28年から5年かけて描いたそうです

銀閣寺
バスでのアクセスになります
バス停から600mとそこそこ遠く
タクシー乗り場の方が半分位なので近い


哲学の道を歩き、銀閣寺参道に入ります


入口近くの石庭
独特な緒戦的な文様で難しそう


いきなり銀閣が見えます


向月台
巨大なプリンと思ってしまいます
完璧な仕上がり


銀沙灘(ぎんしゃだん)


ツートンストライプ
こちらも良い仕上がり


池越しで銀閣正面を眺められます


展望所からの銀閣は緑の中で映えます


銀閣は黒の漆塗だったそうですが、
側面は白く見えるのは何でしょうか

三十三間堂
京都駅から1500 m
バス、地下鉄、タクシーでもアクセス良好


記憶の風景と違っていました
内部の丸い柱のイメージが外観に入れ替わっていたのです


廊下の板材の厚さが立派です


内部は撮影禁止
中央部から外に出られます

 
南側


障子窓なのかな


裏側は円柱でした


鉄板で補強されています


三十三間堂から歩いて京都駅に戻りました。
高倉跨線橋から眺めが好きです。

 

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