F's
Camera |
||
|
Prologue 好きなFrance製GITZOが安くなってきました。 France時代はパーツが国内の町工場で作られ、 そして手作業で組立てられていました。 Italy製になってから、大量生産品へと変化しましたが、 France製だから良いという事ではありませんが、 持っている歴史や作られた背景を含めて好きなのです。 今でもGITZOは高価ですが、 France製時代は遥かに高価でした。 その品質と信頼性からプロのユーザーが多く、 アマチュアでも中判カメラや大判カメラに、 多くの愛用者がいました。 プロが使っていたものや、スタジオのレンタル品は、 機能は問題なくても、どうしても傷が多いです。 Paint Repair 往年のGITZOはガンメタリックやブラックメタリックなど、 年代により様々な色や仕上げがあります。 同じ時代の三脚と雲台を組み合わせた場合には、 色と模様は一致するので心配不要です。 入手したR4+は程度が良いので、 アマチュアが使っていたと思います。 持っているGITZOの中でも、古い世代のものです。 ハンドルの樹脂製の持ち手の形状が、 2000年に丸いゴムハンドルになる前と同じなので、 後期のR4という事が分かります。 年代の割に綺麗ですが、エッジのスレや 打痕による塗装ダメージがありますので、 補修をして往年の姿に戻したいと思います。 Before After Before After After F's Comment GITZO用の補修塗料はありませんので、 エッジのスレも打痕による塗装剥がれも、 出来るだけ色合わせをして塗装しました。 作業の中で一番時間が掛かったのは、 この塗料選びでした。 剥がれた部分に塗装を盛るため、 筆塗りでエアブラシは使いませんでした。 メッキハンドルも磨き込み、時代を超えた美しさが蘇り、 かなり満足度の高い仕上がりとなりました。 Rationnelle Headが、3型、4型、5型と揃いました。 今のGITZOはカーボン三脚のみとなっており、 重い雲台はバランスが悪いので、 組み合わせるなら往年のアルミ製がベストです。 |
|
著作権 本ホームページおよび画像の著作権はS_Fに帰属します。 |
||