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クイックリリースクランプ改造
Quick Release Clamp Modified


[2015.6.28]
revised [
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Prologue

FEISOL QRC-50
アルカタイプのクイックリリースクランプ
FEISOL独自の脱落防止方式となっており、
プッシャーを押すと、脱落防止ピンが下がります。


ボールヘッドCB-70, CB-50, CB-40には標準装備です。


プレートはアルカスイス互換ですが、
底面にはFEISOL独自の脱落防止穴にピンが入り、
ロックされる仕組みです。

アリ溝に嵌合した位置でロックされるため、
クランプを大きく開いて緩めてもプレートは動かず、
安心して脱着ができます。

汎用のアルカスイス互換プレートは、
プレートの脱落防止用ネジを外さないと、
FEISOLのクランプで使えません。
 
Modified 


クイックプレートQP-144750とQRC-50
QRC-50で汎用アルカスイス互換プレートも使えるよう、
加工していきます。


FEISOLは機械設計の基本に基づいた造りになっており、
素直に分解でますので、メンテナンス性は良好です。


背面にある「0.89mm」の「セットスクリュー」を緩めれば、
ロックピンとプッシャーが外れます。
特にプッシャーの加工はお金が掛かかっています。


線が中央になりますので、取付穴がオフセットしています。



フライスで脱落防止ネジの逃げ加工を行います。


左右対称になるように加工します。


これでFEISOL純正とアルカスイス互換プレートが共用可能です。

F's Comment

脱落防止ネジ付きプレートも使えるようになりましたが、
FEISOLの脱落防止機構を残したので、
ピンを下げてロックを解除する必要がります。


FEISOLのロック方式は、脱落防止ネジが無いので、
クランプを少し緩めれば、横から抜き差しが出来ます。

豊富なアルカタイプのクイックプレートは、
裏側の形状もいろいろありますが、
FEISOL方式のロックピンの逃げ加工をすれば、
脱落防止が効くようになり、脱落防止ネジを外せば、
プレートを付けたカメラでも安定して置けます。

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