ストロボ液漏れ修理
Prologue
1981年のCanon純正スピードライトです。
ガイドナンバー25と小型の割には光量があります。
ハードオフで見付けた電池の液漏れのジャンクです。
外観は綺麗なので入手しました。
[1]
ストロボのジャンク品は\315というのが最低ラインのようです。
[2]
電池蓋には白く大きな結晶が山盛りになっていました。
結晶を大まかに削り落とすと、錆びた電極が現れました。
[3]
電極の錆も落とします。
[4]
錆び落とし後の電極に、ニッケルメッキ処理をしておきます。
[5]
本体側の電極は1ヶ所だけ緑青が析出していますので、
分解しないで緑青を落とします。
[6]
緑青を除去したら、光る電極が現れました。
これはラッキーでした、このままで作業完了です。
[7]
電源SWをONにしたところ反応なし・・・
バラして回路もチェックしなくてはダメなのかと不安がよぎります。
しかし本体の電極は逝ってませんから、接触が考えられます。
電池と電極の接触を確認していると、クゥイ〜ンでチャージ音が!
ニッケルメッキの前に研磨して下地を整形しなかったのが原因かもしれません。
カメラに取り付けて動作確認すると、連写にもちゃんとついてきます。
不安は残りますが、ひとまずこれで作業完了。
当方は一切修理は請け負っておりません。
ジャンク品は健康に良くありません。
良品を買いましょう〜
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