FDレンズの絞り開放キャップ
FD
Rear Lens Cap for Open Aperture
カメラ屋さんで教えてもらった、FDレンズ開放チェック用リアレンズキャップです。
FDレンズはカメラにマウントさせた状態でないと絞りが開放になりません。
レンズをチェックするには絞り開放にするひつようがあります、
特にジャンク品は目利きが必要ですから。(笑)
中古カメラ屋さんには、純正リアキャップR-F-2をくり抜いたものを持っており、
商品チェック用に使われいるので借りてチェックしていました。
中には器用な店員さんもおりまして、爪でFDレンズのピンを押しながらレンズの
マウントを回し、絞りを開放にしてしまいます。
爪が弱くて割れやすい私はアダプターが必要なので、自分用に作る事にしました。
[1]
ベースとするのは純正リアレンズキャップではなく、
社外製のリアレンズキャップを使います。
理由は次へ
[2]
純正リアレンズキャップにはストッパーがあり、
レンズに装着しても絞りは開放になりません。
[3]
社外製のリアレンズキャップにはストッパーがないため、
装着すると絞りが開放になります。
しかし、カメラに装着した状態と同じになりますので、
リアレンズキャップを取り外す為には、
レンズ取り外しボタンを押してロックを解除しなくてはなりません。
純正品を使用した場合では、絞りは開放にはなりませんが
ワンタッチでレンズを外すことが出来ます。
レンズチェック用のキャップに加工する場合には、
[2]のストッパーを削る必要があります。
[4]
社外製のリアレンズキャップの内側には、
C/FDの刻印があるのみです。
[5]
レンズキャップを41mmホルソーでくり抜くだけで簡単に作れます。
[6]
使用前
リアレンズキャップを外した状態では、絞りが閉じた状態になっています。
[7]
使用後
チェック用リアレンズキャップを取り付けると絞りが開放になります。
Canon MFが好きな人には1つあれば便利なパーツですが、
カメラはEOSという人には無用なパーツですね。
当方は一切修理は請け負っておりません。
ジャンク品は健康に良くありません。
良品を買いましょう〜
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