ひと手間
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BF−1A編 -
Prologue
カメラとレンズは別々にして保管しています。
カメラボディにキャップをする際に気になる事がありました。
レンズと違ってボディの着脱指標(白点)以外の2ヶ所でも
ボディキャップをはめる事はでますが、いつもボディの着脱指標
をボディキャップの指標に合わせてはめています。
ボディキャップBF−1Aの指標は白点になっていません。
BF−1Aの指標は凹みなっています。
そこに白い塗料を入れてみたのですが、
仕上がり良くありません。
その原因は指標が小さく深さも浅い為です。
そこで「ひと手間」かけてみます。
[Milling]
円形に切削する必要があります。
やり方はルーターに球状のビットをつけて滑らせないように慎重に削ります。
上の写真は卓上フライス盤で切削しているものです。
エンドミルはボディ指標と揃える為に2mmです。
加工後の指標が微妙に大きく深くなっているのが分かりますでしょうか。
左 オリジナル 右 加工後
[Paint]
加工した指標に白色塗料を入れます。 [左 白色加工済]
充分な深さがありますので簡単に作業が出来ます。
[Complete]
完成するとまるで最初から白く塗られているように感じてしまいます。
現行のレンズキャップはNikonの文字が銀色に塗装されているので、
ボディキャップの指標も白く塗装しても良いと思うのですが。
上の画像のように、ボディの着脱指標とボディキャップの着脱指標の
大きさもぴったりで視認性も上がります。
何より自己満足の世界ではありますけど。
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